テレクラとライブチャットの決定的な大きな違いが知りたい

テレクラは今ではほぼ衰退していますが、それでも探してみれば全国各地のどこかに存在しています。
テレクラとライブチャットの共通点を挙げると、見知らぬ男女が会話をする場ではありますが、コミュニケーションの手段には大きな違いがあります。
今どきの若い男性にとっては、「テレクラって何?」とまったく知らない人も多いのではないでしょうか。「今では自宅でも外出先でもスマホで簡単にコミュニケーションができる時代、なのにテレクラなんて」そんな価値観を抱く男性も多いようです。
それでは参考までに、まずは気になるテレクラのシステムについて、簡単にご紹介しましょう。テレクラを利用するには、男性がお店に出向いて利用時間によって計上される料金を支払います。
テレクラのお店の個室は狭く、その中に入って相手の女性から電話が来るのを待ち、電話がかかってきたら会話をします。平成の時代の始めにテレクラのサービスが開始された頃は、発信元の電話番号は表示されませんでした。
相手の女性は自宅から電話をかけることもあれば、公衆電話からかけてくることもありましたが、今のようにまだ携帯電話が普及していない時代は、テレクラ全盛期でした。
テレクラを利用する目的は、女性とデートすることを目的とする人も多く、テレクラのお店での会話の中で約束の日時をとりつける人もいます。
しかし、ライブチャットは男女の出会いの場を提供することが目的ではなく、その場だけでコミュニケーションを楽しむものです。ですから、テレクラとライブチャットは、利用する目的とシステムはまったく異なるものです。
テレクラは完全に消滅したわけではなく、平成の終わりから令和の時代に入っても、以前より減少したものの、まだ残っています。
テレクラによる援助交際や売春などが社会的な問題となり、1995年以降には全国的に規制が厳しくなりました。テレクラの利用者の年齢確認など規制が強化され、「男女の健全な出会いの場ではない」というイメージが定着し始めたのです。
テレクラ以外にもツーショットダイヤルやパーティーラインといったコミュニケーションの場は依然として残っています。
今の時代、なぜライブチャットが人気を博するようになったのか、それはテレクラなどに比べて安全性が高いことにあります。
ライブチャットでは男女ともにお互いに自分の素性を明かす必要はありません。
あくまでもその場で男女の会話を楽しむことを目的としており、ガールフレンドや彼女をゲットする目的で利用することはできないことになっています。
チャットレディと男性会員は、お互いに本名を明かす必要はなく、ハンドルネームでお互いを呼び合います。匿名性が高いため、安心して利用することができる、それが男性にとってのライブチャットの魅力なのではないでしょうか。